■□■ 2011 年4 月の企画報告 □■□
■テーマ 西陣中央小学校の設計 報告
■講師 ひと・まち設計 前川亮二氏
◆日時:2011 年4 月26 日(火)午後7 時~9 時
◆会場:府庁NPOパートナーシップセンター会議室
◆参加費:参加費 500 円/会員外 700 円 /学生 無料
参加人数は、講師の先生と会員7人一般1人
合計で、8人でした。
主催・新建築家技術者集団京都支部
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少し歴史の勉強をしてから、西陣中央小学校の設計の具体的なお話をききました。
1877年明冶10年2万5千校の小学校が、開校
最初は80人学級で、5間*4間の教室にひしめきあっていたそうだ
75年ぐらいから、オープンスペース オープンスクール コミュニティスクールなどができてきた
京都は、1869年明治2年に番組小学校が、64校でき小学校の中に、交番まで、あったそうです
西陣中央小学校は1997年に、成逸小、西陣小、桃菌小、聚楽小が、統合され桃菌小の敷地とその隣接する幼稚園の敷地を使って、統合された小学校です
最初12クラス439人であったが、マンションが、増えたりして、今では、21学級で、591人と人数が増えそれにともない北西側の敷地を買い増築された。
思っていたより、人口が増え部屋数が、足りなくなったようである。
まったく勾配屋根とは、無縁の建物の増築部分は、勾配屋根の建物が足されることになった
上の写真は、持ってきていただいた当初の建物の模型です。
まったく勾配の屋根は、ありません。
開晴小も勾配屋根をつけているので、どうも、増築すると、勾配屋根を付けるという方針のようです。
また、オープンスペースの話題もでました。
開校当初からオープンスペースになっているため、エアーカーテンは、されているが、まったく普通の学校のただ単に、廊下が、広く、廊下との仕切りのない状態で、冷暖房の効率は極めて悪く階段も仕切りがなく隣のクラスのしゃべり声から下の階のしゃべり声まで聞こえるそうで、子どもが授業に集中できないそうです。
小中一貫校のときにも感じたが、統合すると、人数のわりに、敷地がすくなくなる傾向があるようだ。 この学校は、まだましなようだが、やっぱり、4校を1校にするのは、無理があるように感じてsまいました。
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■新建築家技術者集団京都支部(新建京都支部) 支部会員の日記
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